哲学カフェ
 

佐世保

長崎

café philo

11/04/12

最終更新日

 
 

〈哲学カフェ〉って?


 「哲学カフェ」って何でしょう? 1992年に、パリでマルク・ソーテ(Marc Sautet)という哲学者が始めた試み。パリのバスティーユ広場にある〈カフェ・デ・ファール〉に人々が集まり、お茶を飲みながら哲学的な議論がはじまります。お互いに知らぬ人々が自由に集まり、その場で議論のテーマが決められ、互いの意見を交換しあう。フランスでは、〈カフェと哲学〉は、サルトル以来(?)相性がいいようです。多くの人が参加し、フランスだけでなく、他の国にも、この試みが広まっていきました。


 日本では、大阪大学の臨床哲学研究室の教員・院生を中心にした市民活動グループ「カフェフィロ」が最初に実践的な取り組みをはじめました。1999年以来、関西を中心として哲学カフェの活動を行い、今では、哲学カフェだけでなく、「社会の中で生きる哲学」、あるいは「対話促進活動」を掲げて、様々な実践的な活動を行っています。


 佐世保・長崎では、2005年10月に、佐世保工業高等専門学校一般科目哲学科の川瀬雅也が、佐世保高専「一般教養講座」として初めて開催。当初、参加者三人で細々と初めた佐世保での哲学カフェは、その後、大阪大学の取り組みに興味を持った長崎の今里佳重さんの積極的な参加により息を吹き返し、また、彼女の呼びかけに応えた安元哲男さんが今里さんと二人で「哲学カフェ長崎事務局」を立ち上げ、そのようにして、その後、佐世保と長崎で定期的に開催されるようになりました。

 

「それでは、時間とは何であるか。だれも私に問わなければ、私は知っている。しかし、だれか問うものに説明しようとすると、私は知らないのである。」

(聖アウグスティヌス、

『告白』第十一巻第十四章)

(岩波文庫版より)