情報処理センター | ||
Information Processing Center |
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P2P等情報 |
情報処理センターは、昭和48年(1973年)4月に電子計算機室として設置され、FACOM270−20システム(富士通)が導入された。以来、下記に 示すとおり定期や適時の新設備導入により、利用者に最新のコンピュータシステムを提供している。 |
(1) | 平成8年(1996年)4月、校内LANが構築され、校内全域からインターネット通信が可能になった。同時に施設名が電子計算機室から情報処理センターと改められ た。 |
(2) | 平成14年(2002年)3月、校内LANが更新され、通信速度は幹線で1Gbps、支線では100Mbpsとなった。 |
(3) | 平成17年(2005年)3月、教育用電子計算機システムの更新に伴い、第1演習室と CAD室のシステムを一括して更新し、系98台のクライアントPCと4台のサーバによるシステム(Windows 2003サーバ/WindowsXPクライアントのシステム)とした。 |
(4) | 平成19年(2007年)3月、LAN幹線の主要機器(主スイッチ、棟別スイッチ、ネットワーク管理サーバ)を更新した。 |
(5) | 平成22年(2010年)3月、第1演習室とCAD室のクライアント系98台とサーバが更新された。OSはWindows Vista Businessで、ネットブート型のシンクライアント方式で起動するので、端末の管理が容易になった。 |
(6) | 平成25年(2013年)3月、LANの主要機器(センター・フロント・エッジスイッチと無線LANアクセスポイント)を更新した。これにより、幹線の冗長化、通信の高速化(幹線1Gbps→10Gbps、支線100Mbps→1Gbps)、ダイナミックVLANによるセキュリティと利便性の両立、無線LANシステムの充実ができた。また、ユーザのLAN利用を高専機構統一認証システムで管理することにより、校外システムと連携したシングルサインオンの準備が整った。 |
(7) | 平成27年(2015年)3月、教育用電子計算機システム(上記(5)のシステム)が更新され、端末数が129台(49台+25台+55台)になり、OSはMS-Windows 8.1とCentOS 6(Linux)のマルチブートになった。起動方式はネットブート型のシンクライ アント方式である。 |
(8) | 平成27年(2015年)4月、上記(7)のシステムを設置した教室の室名を次のとおり変更した。 ICT1(旧第1演習室) ICT2(旧第2演習室又は異文化交流ラボ) ICT3(旧CAD室) |
(9) | 平成29年(2017年)3月、ICT5(情報セキュリティ演習室)とICT7(高度情報セキュリティ演習室)が設置され、これらにノート型のシンクライアント端末計85台、ネットブートサーバ計2台を導入した。 |
(10) | 平成29年12月、上記項目(6)のLAN主要機器にあたる機器と配線を更新し、翌年4月に正式稼働を開始した。これは全国高専のLANを一括更新したもので、これにより通信線の冗長化・高速化が更に進み、今後の更新も全国一括で実施される見込となった。 |
主な実験・実習システム構成 | ||
教育用電子計算機システム(情報処理センターICT1・2、及び管理一般教科棟3階ITC3) | ||
教育用パーソナルコンピュータ (ユーザ端末) |
DELL OptiPlex 7020 SFF | 129台 |
レーザープリンタ(ネットワーク共有) | OKI COREFIDIO B801n | 5台 |
認証・起動サーバ | DELL PowerEdge R420 |
2台 |
ファイルサーバ | HP StoreEasy 1840 | 1台 |
情報セキュリティ演習室(ICT5) | ||
ノート型端末 | DELL Latitude3470 | 55台 |
起動サーバ | DELL PowerEdge R430 | 1台 |
高度情報セキュリティ演習室(ICT7) | ||
ノート型端末 | DELL Latitude3570 | 30台 |
起動サーバ | DELL PowerEdge R330 | 1台 |
ICT1 | ICT2 |
ICT3 | 教育用サーバ |
ICT5 | ICT7 |
(2) | 教育用ソフトウェア |
ICT1〜ICT3 | |
基本ソフトウェア MS Windows 8.1 Pro(シンクライアント) |
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MS Windows 8.1 Pro(シンクライアント) | |
CentOS release 7 (シンクライアント) | |
応用ソフトウェア | |
MS Office Professional Plus 2013 |
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MS Visual Studio Professional 2013 | |
SolidWorks 2014 (3D-CAD) | |
ICT5,ICT7 | |
基本ソフトウェア | |
MS Windows 10 LTSB(シンクライアント) | |
応用ソフトウェア | |
MS Office Professional Plus 2016 |
(3) | 校内ネットワーク(LAN) | ||
認証サーバ | 富士通 PRIMERGY RX2530M2 | 2台(冗長) | |
センタースイッチ | シスコ Catalyst 3650-24XS | 2台(冗長) |
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フロントスイッチ等 | シスコ Catalyst 3650-48TQ | 8台 | |
シスコ Catalyst 2960X-48TS-L | 5台 | ||
エッジスイッチ等 | シスコ Catalyst 2960X-24TS-L | 26台 | |
シスコ Catalyst 2960X-8TC-L | 7台 | ||
無線アクセスポイント | シスコ Aironet 1832i | 97台 |
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校内LAN速度 | 1G〜10Gbit/s(幹線)、1Gbit/s(端末) |
[U]センターを利用するに当たって |
<1>センター利用の手引き |
佐世保工業高等専門学校情報処理センター利用細則 |
第1条 | (趣旨) この細則は、佐世保工業高等専門学校情報処理センター規則第16条の規程に基づき、佐世保工業 高等専門学校情報処理センター(以下「センター」とい う。)の利用について、必要な事項を定めるものとする。 |
第2条 | (利用の範囲) センターの利用は、次の各号に掲げる場合とする。 |
1 | 学生に対する情報処理教育に関する授業及びこれに伴う演習 |
2 | 学生の実験実習及び卒業研究 |
3 | 職員の研修及び研究 |
4 | 事務処理 |
5 | 佐世保工業高等専門学校(以下「本校」という。)が主催する行事 |
6 | その他センター長が必要と認めた場合 |
第3条 | (利用資格) センターを利用することができる者は、次の各号に掲げる者とする。 |
1 | 本校職員 |
2 | 本校学生 |
3 | センター長が許可した者 |
第4条 | (利用申請) センター長が必要と認めた場合は、申請書を提出し承認を得なければならない。 |
第5条 | (利用時間) センターの利用は、原則として、平日の午前8時30分から午後6時30分までとする。 |
第6条 | (利用者の遵守事項) センターの利用を認められた者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。 |
1 | ユーザIDを当該利用目的以外に使用し、または他人に使用させないこと。 |
2 | パスワードを他人に知られないように留意する等セキュリティへ配慮すること。 |
3 | センターの機器及びソフトウェアに支障をきたすような使用をしないこと。 |
4 | 他の利用者に支障をきたすような利用をしないこと。 |
5 | 有償ソフトウェアの不法複製等、違法な行為はしないこと。 |
6 | 公序良俗に反する行為はしないこと。 |
7 | 営利、宣伝行為はしないこと。 |
8 | その他の利用に際しては、センター員の指示に従うこと。 |
第7条 | (利用の制限) センターの機能を著しく低下する恐れがある場合や授業に支障をきたす恐れがある場合は、利用を 制限することがある。 |
第8条 | (利用の停止) 利用者がこの細則に違反し、又はセンターの運営に重大な支障を生じさせたときは、センター長は その利用の承認を取り消し、または使用を停止させるこ とができる。 |
<2> | 佐世保工業高等専門学校ネットワークシステム利用心得 |
1. | (目的) 佐世保工業高等専門学校情報処理センター(以下、「センター」という)の ネットワークシステムの利用におけるモラルとセキュリティに関する倫理規程を定めることを目的としている。 |
(ユーザIDの管理) | |
2. | 自分のユーザIDやパスワードの管理を厳重に行うこと。 |
(2) | ユーザIDは戸籍と同じく、センターのシステムを使用するための重要な証明書なので貸 し借りをしないこと。 |
(3) | パスワードは決して忘れないこと。 |
(4) | 犯罪を誘発するのでパスワードは他人に絶対教えないこと。 |
(5) | パスワードは定期的に変更することが望ましい。 |
(情報の不正コピー・改ざんの禁止) | |
3. | ファイルの勝手なコピー及び改ざんをしないこと。 |
(2) | 有償ソフトウェアのコピーは、著作権の侵害として犯罪に当たるので絶対にしないこと。 |
(3) | 他人のプログラムやデータを勝手にコピーや改ざんを決してしないこと。 |
(情報の不正な追加・削除禁止) | |
4. | 演習室での勝手なインストールは、資源を無駄に占有し重大なトラブルの原因になるの で、絶対行わないこと。 |
(2) | システムから削除するときにトラブルの原因になるので、絶対行わな いこと。 |
(情報の不正な設定禁止) | |
5. | 演習室ではシステム設定の勝手な変更はシステムダウンなど重大なトラブルの原因になる ので、絶対しないこと。 |
(2) | 設定を元に戻すときに重大なトラブルの原因になるので、決して変更しないこと。 |
(電子メール) | |
6. | 回線やハードディスク等の資源を無駄使いするので、むやみにメールを書かないこと。 |
(2) | 不必要なメールは迷惑であることをわきまえること。 |
(3) | 不特定多数の人が読む可能性があり、他人に読むことを強制するので、そのことに留意す ること。 |
(4) | 巨大なメールやデータファイル等は、システム資源や能力の低下を引き起こし、他人に迷 惑になるので送らないこと。 |
(電子メール及び個人用ホームページの内容の制限) | |
7. | 発信する情報の中身は公序良俗に反しないこと。 |
(2) | 他人の中傷、デマ、嫌がらせ、脅迫などの内容を書かないこと。 |
(3) | 他人に損害を与えるような内容を書かないこと。 |
(4) | 著作権の侵害にあたることやいかがわしい内容を書かないこと。 |
(5) | 読めない文字(例えば半角のカナ文字や句読点、特殊記号など)を使用 しないこと。 |
(6) | 個人用ホームページはセンター長の承認を受けた後に開設できる。 |
(営利活動や宣伝活動の禁止) | |
8. | ネットワークを用いて販売行為や政治活動、布教活動をしないこと。 |
(2) | 利用目的は、学術・教育・研究、学生活動に限定すること。 |
(3) | 営業活動などの金儲けのためには絶対利用しないこと。 |
(自分のプライバシーの守秘義務) | |
9. | 自分のプライバシーを守ること。 |
(2) | 不特定多数の人にメールを出すと、自分のメールアドレスを教えたこと になるので不必要なメールは出さないこと。 |
(3) | 相手先ではどう管理されているか判らないので、重要な秘密は送らない こと。 |
(4) | 相手先のメールアドレスを絶対間違えないこと。 |
(5) | 自分のセキュリテイを守らないと、犯罪者の侵入を許すことになるので、自己管理を厳重 にすること。 |
(他人のプライバシーの守秘義務) | |
10. | 他人のプライバシーを守ること。 |
(2) | 他人から受けたメールの管理を厳重におこなうこと。 |
(3) | 他人から受けたメールをむやみに他人にメールしないこと。 |
(コンピュータウイルス対策) | |
11. | コンピュータウイルスの侵入を未然に防ぐこと。 |
(2) | メールの添付ファイルは、ウイルス検査後に開くこと。 |
(3) | マクロ機能の自動実行は、マクロウイルスの侵入を招くのでしないこと。 |
(4) | ウイルスに感染した兆候を見逃さずに、センター管理者に届け出ること。 兆候としては、 |
@ | システムが突然止まる。 |
A | システムが起動できない。 |
B | ファイルが無くなったり、属性が急に変化する。 |
C | プログラムサイズやタイムスタンプがオリジナルと異なる。 |
D | ユーザの意図しない不自然なアクセスの跡がある。 |
(5) | ファイルのダウンロード後は、ウイルス検査を行うこと。 |
(6) | ワクチンソフトを活用すること。 |
(7) | データのバックアップは確実に行うこと。 |
附則 | |
1 | この利用心得は、平成11年4月1日から施行する。 |
<3> | 令和元年度 情報処理センター構成員 |
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役 割 | 所 属 等 | 氏 名 | |
情報処理センター長 | 機械工学科 | 中浦茂樹 |
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副センター長、 委員、センター員 |
一般科目 | 濱田裕康 | |
委員 | 教務主事室 電子制御工学科 |
坂口彰浩 | |
委員 | 専攻科 電子制御工学科 |
志久 修 | |
委員、センター員 | 機械工学科 | 石橋 真 | |
委員、センター員 | 電気電子工学科 | 高比良秀彰 | |
委員、センター員 | 電子制御工学科 | 佐当 百合野 | |
委員、センター員 | 物質工学科 | 田中泰彦 | |
センター員 | 技術室 | 中原勝俊 | |
センター員 | 技術室 | 大渕 ェ | |
委員 | 総務課長 | 原田達意 | |
委員 | 学生課長 | 増田 徹 | |
委員 | 情報サービス係 | 宮良幸代 |