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熱力学

 熱力学とは、熱的現象と力学的現象とのかかわり合いを探求した物理学であり、熱機関の理論的考察や電磁気学・化学などの様々な工学分野と深く関係した学問です。この学問には2つの重要な法則、つまり『熱力学第一法則』と『熱力学第二法則』があります。

 

 これらの法則の確立に大きく貢献した人達を以下に紹介します。  熱機関の理論を深く研究した最初の人は、フランス人のサデイ-・カルノ-でした。

 カルノ-はこの研究から有名なカルノ-サ イクルを提案し、このサイクルの熱効率が 「高低両熱源の温度だけで決まる」という、いわゆる『カルノ-の原理』と呼ばれる結論に達したのでした。カルノ-の死後間もなく、マイヤ-、ヘル ムホルツ、ジュ-ルといった人達が、熱も含 めたエネルギ-保存則である『熱力学第一 法則』を確立します。

 

 トムソンはカルノ-の業績を発展させて、 『絶対温度』の存在を明らかにすると共に 「循環過程によって、1つの物体から熱を取 り出し、そのすべてを仕事に変える機関は 存在しない」という『熱力学第二法則』 を確立しました。  クラジウスは『熱力学第二法則』の数学化に 大きく貢献した人で、『エントロピ-』という 新しい状態量の存在を明らかにしました。  

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