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機械工作研究室ー研究内容

小型減速機用歯車の歯面ラッピングに関する研究

 電動工具などのように、小さなモータを高速回転させて使用する機械部品には、回転させようとする力を大きくするために歯車減速機が用いられています。しかし、高速回転することで発せられる歯車騒音が社会問題となっています。この研究では、本研究室で開発した歯車加工法を適用することで歯車騒音低減の実現を目的としています。

騒音測定

 

 

歯車歯面の高能率仕上げに関する研究

 ハイブリッド・カーなどの機械製品では、複数の動力源(エンジン・モータ)からのエネルギーを統合したり分割したりするために遊星歯車という歯車減速機が用いられています。これまでは、この歯車の歯面を短時間・低コストで、鏡のようにピカピカに高精度仕上げ加工することが困難でした。この問題を解決するため、仕上げ加工法の開発を行っています。

内歯車のラッピング仕上げ

 

 

EPS材料の疲労寿命評価

 自動車の運転手は軽い力でハンドルを回せば、自動車の進行方向を変えることができます。これは、自動車に内蔵されたモータで人間の力をアシストしているからです。この装置が電動パワーステアリング(EPS)システムです。この研究では、EPSの小型化と高い耐久性を目指して新材料の開発を行っています。

自動車用EPSの一例

 

 

特殊熱処理歯車の負荷能力に関する研究

 私たちの身の回りには、小さくても力持ちな機械がたくさん存在しています。自動車・航空機・船舶・建設機械・エレベータなどです。これらの機械には、大きな力を生み出すために多くの歯車が使われています。この研究では、鋼の歯車を強くするための熱処理法について研究しています。

開発中の特殊熱処理を施した歯車試験

 

 

表面処理が自動車用トランスミッション歯車の負荷能力に及ぼす効果

 自動車の動力源(エンジン・モータ)からのエネルギーは、トランスミッションという歯車減速機を介してタイヤへ伝達されます。この歯車に高い耐久性を持たせることができれば、トランスミッションを小さくすることができるため、自動車の燃費を向上させたり、タイヤの摩耗を抑えたりすることができます。この研究では、強い歯車を作るための表面処理について研究しています。

自動車用トランスミッション歯車の一例

 

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