令和5年度
【事前告知】Webサイトリニューアル(6/2実施)のお知らせ
いつも佐世保高専の公式Webサイトをご覧いただきありがとうございます。
この度、本サイトを全面リニューアルいたしますので、事前にお知らせをさせていただきます。
より見やすく、より快適にお使いいただけるよう、サイト構成やデザインを一新いたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
2023年6月2日(金)9時~15時頃予定
・上記リニューアル作業中はWEBサイトが非表示になり、ご利用いただくことができません。
・作業状況により、実施時間が前後する可能性がございます。
令和5年度
寄附金贈呈式を開催しました
株式会社 亀山電機(代表取締役会長兼社長 北口功幸)様から、本校の教育や研究活動に役立ててもらいたいと寄附の申し出があり、令和5年5月11日(木)本校において寄附金贈呈式を執り行いました。
初めに、北口様から贈呈に際して「コロナ禍で滞っていた海外留学にも目を向けて活動していただきたい」と御挨拶があり、その後、中島校長へ寄附金の目録が贈られました。
平成27年から本校の教育、研究活動に対して毎年御寄附いただいており、厚く御礼申し上げます。
本校としましては、御寄附の趣旨に沿って活用させていただくとともに、EDGEキャリアセンターの活動にも役立てたいと存じます。
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株式会社亀山電機 北口会長兼社長ご挨拶 | |
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目録の手交 | 本校中島校長謝辞 |
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記念撮影(1列目右から)亀山電機 北口会長兼社長、中島校長 |
令和5年度
令和5年度新入生オリエンテーションを実施しました
令和5年4月14日(金)、15日(土)の両日、本校及び長崎県立佐世保青少年の天地において、“新入生オリエンテーション”を実施しました。
この事業は、「新入生が本校への理解を深め、高専の「学生」として相応しい規範や態度を学ぶことにより、正しい生活習慣を身につけ、高専5年間の学習意欲を高める。また、学生相互及び教職員や学生会役員との親睦を深めることにより、高専生活に慣れ、有意義な高専生活を送るための土台を築く。」ことを目的として実施しているものです。
1日目の学校での教務主事等の講話には緊張した表情で参加した新入生でしたが、青少年の天地へ移動してクラスワークや夕食後の学生会による学校行事の説明、校歌指導といったプログラムが進むにつれ、緊張もほぐれていったようです。
2日目はあいにくの悪天候で計画していた野外炊飯は実施できませんでしたが、学生会の先輩が計画したミニゲームやドッジボール大会で盛り上がりました。楽しそうに活動する姿からは、当初の目的を十分に達成した様子が伺えました。
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令和5年度
「水素インフラ配管探傷ロボットコンペティション」を開催しました
令和5年3月20日(月)に、「水素インフラ配管探傷ロボットコンペティション」を対面(奈良高専)とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。この競技会はGEAR5.0エネルギー・環境分野の取組の一つとして、行われました。
安全・安心かつ安価な水素配管の開発を進める上で、水素配管に生じる小さなき裂を発見するためのロボット(配管探傷ロボット)の開発が必要です。当日は、佐世保、久留米、奈良、鈴鹿の各高専の学生が参加し、配管上をスムーズに移動する探傷ロボットを考案・製作して実演しました。1年生から専攻科生まで幅広い学年が競い合うことで、お互いロボット創作への刺激にもつながりました。
参加者からは「他高専・他学年のロボットのアイデアを見ることで勉強になった。」「実際に対面で他高専の学生と交流が出来て楽しかった。」等、参加してよかったという声が聞かれました。
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ロボットコンペティションの様子 | ユニットリーダー西口廣志准教授(佐世保)による 概要説明 |
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ロボットコンペティションの様子 | 集合写真 |
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ロボット(左から奈良、鈴鹿、佐世保) | ロボット(久留米) |
令和5年度
「おもしろ実験in浜の町アーケード」を開催しました
令和5年2月25日(土)に、長崎市で初めて「おもしろ実験in浜の町アーケード~科学やものづくりの楽しさを体験しよう!~」を開催しました。今回は子供から大人まで楽しめる7テーマの実験を行いました。
当日、浜の町アーケードでは各ブースの実験を見て驚きの声があがったり、子供達が真剣に実験に挑戦していました。長崎市内から長崎県外の方まで沢山の方に体験していただくことが出来ました。参加者からは「佐世保高専が少し身近になった」「実際に実験が出来て楽しかった」「理科の分野に興味が出てきた」等、参加して良かったという声が聞かれました。
【開催テーマ】
・ペーパージャイロを飛ばそう
・メトロノームによる同期現象
・オリジナル芳香剤をつくろう!
・ロボット操作体験
・Toioで遊ぼう!・学ぼう!
・プラズマボールをさわろう
・液体窒素実験
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おもしろ実験の様子 |
令和5年度
JABEE継続認定を受けました
JABEE審査が終わりました。
2022年夏にJABEEの審査が行われ、2027年3月まで継続認定を受けました。
いくつかの指摘事項については、今後改善をする予定です。
令和5年度
令和5年度入学式を挙行しました
令和5年4月5日(水)、本校第一体育館において令和5年度入学式を挙行しました。
今年度は、4年ぶりにコロナ禍前と同じ形式で開催し、本科第1学年入学生173名、第3学年編入学生(留学生)1名、第4学年編入学生3名、専攻科入学生27名の計204名が、新たな高専生活をスタートしました。
式では、中島校長が全員の入学を許可した後、本科入学生代表の男子学生と専攻科入学生代表の男子学生がそれぞれ入学生宣誓を行いました。続いて、中島校長が告辞を述べ、最後に吹奏楽部の演奏により校歌を斉唱しました。
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入学生読み上げ | 本科入学生宣誓 |
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専攻科入学生宣誓 | 校長告辞 |
令和5年度
令和3年度最優秀授業賞及び学校功績賞の授与式を開催しました
令和5年4月4日(火)開催の教職員集会の席において、佐世保工業高等専門学校表彰規程に基づき、令和3年度の功績における本校の教育、研究、学校運営及び社会貢献に関して、特に顕著な功績を挙げられた方々へ表彰状の授与が行われました。
被表彰者(敬称略)
学校賞 | ― |
教育貢献賞 | ― |
最優秀授業賞 | 西口 廣志 機械工学科 准教授 |
横山 温和 基幹教育科 准教授 | |
堀江 智子 元非常勤講師 | |
学校功績賞 | 森 晴樹 元技術室技術長 |
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高専女子Life
理系女子セミナー「Music Boxを作ろう」を開催しました
本校は、佐賀大学が実施している「継続・育成型 STEAMガールズ in SAGA・SASEBO」に連携機関として参画しています。西九州地域の女子中高生やその保護者に学びの機会を提供し、“リケジョ”の育成を推進していくプログラムです。
その一環として、令和5年3月25日(土)に、佐世保市男女共同参画推進センター スピカ との共催で、理系女子セミナー「Music Boxを作ろう」を開催しました。
電子制御工学科 坂口彰浩教授が講師を務め、補助学生として電子制御工学科4年生6名が参加しました。佐世保高専の学校紹介を行った後、Music Box(オルゴール)作りを体験してもらいました。簡単な回路を作成し、マイコン(小さなコンピュータ)をプログラムで動かすことで、音楽を再生させることができます。プログラミングに苦戦する様子も見られましたが、参加生徒・保護者も興味津々で取り組んでいました。
参加した生徒からは、「もっとプログラミングを学んでみたいと思った。」「プログラミングは何をするのか、回路はどうやって組むのかなどが体験して分かったので、ものすごく良かった。」などの感想をいただきました。また、保護者の方からは、「子供が色々と興味を持ったようなので、また、こういう機会があれば参加したいです。」「初めてプログラミングを体験しました。とても難しかったけど、学生のみなさんが大変親切に教えてくださり、完成することができました。」などの感想をいただきました。
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坂口教授 | 電子制御工学科4年生 |
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回路作りの様子 | 回路作りの様子 |
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プログラミングの様子 | Music Box(オルゴール) |
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修了証手渡しの様子 |
令和5年度
地元開催のシンポジウムで学生が発表
旧軍港4市のうち横須賀を除く「舞鶴」、「呉」、「佐世保」には高専が設置されています。
高専が各地に存在している利点を生かし、複数の高専が連携して取り組むプロジェクトとして、旧軍港都市の日本遺産を活用する取組や研究が進んでいます。
このプロジェクトのシンポジウムが、一昨年は舞鶴で、昨年は呉で開催され、今年は、佐世保市に舞台を移し、「旧軍港四市 鎮守府日本遺産シンポジウム in 佐世保」(令和5年3月20日~3月21日)として、佐世保市民文化ホールで開催されました。
第一部の研究発表では、本校から、基幹教育科の堀江潔教授と眞部広紀准教授が参加したほか、本科3年生の稲岡航さん(電子制御工学科)と藤沢光さん(電気電子工学科)が、「針尾送信所・片島魚雷発射試験場跡の3Dモデル化と観光資源としての活用」と題して、学生による研究発表を行いました。
二人の発表は、今年度から佐世保高専でスタートした「グローカルリテラシー」という新たな教育プログラムの活動の中で、実際に行った研究の成果を披露したものです。
佐世保高専では、今年度から、本科生全員を対象とした全学科横断型の授業として、2年生を対象とした「西九州地域研究」、3年生を対象とした「グローカルリテラシー」という新たな科目を開設しました。
学生たちが、これからの社会で活躍していくためには、専門知識だけでなく、幅広い学びと課題解決に生かす力が求められています。
この「グローカルリテラシー」という授業は、少人数のゼミ形式で、多様なテーマに取り組むPBL(課題解決)型の授業で、世界的な文脈(グローバル)に地域のもの(ローカルなものやコト)を位置づけながら学び、探求することを楽しみ、学生たちが課題解決に必要なリテラシーを身につけていく授業です。
二人の発表では、これらの研究成果について、単に観光資源としての活用に限定するのではなく、それ以外の活用方法についても提案があり、例えば、①風化や災害で損傷した遺跡や遺物の修復や、②遺跡や遺物の複製(レプリカの作成)といったように、若者らしい柔軟なアイデアを提示していました。
過去2回のシンポジウムで大学院生や高専専攻科生の研究発表はありましたが、高専本科生の研究発表は今回が初めてとなります。二人の研究発表は、参加した他の高専研究者からも、本科3年生という段階での、限られた期間における取組成果として、高く評価していただきました。
2日目の第二部のシンポジウムでは、本校の堀江教授による基調講演の後、「学術研究の成果を地域活性化にどう活かすか」をテーマにパネルディスカッションが行われ、オンライン参加者も交えて活発な意見交換がなされました。
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研究発表をする藤沢さん(右)と稲岡さん(左) | 研究発表を終えて会場入口で記念撮影 |
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大学の先生からの質問に丁寧に回答する藤沢さん | 活動内容について詳しく回答する稲岡さん |