平成27年7月28日(火)14:00~16:00に、一般市民を対象とした一般教養講座「親子おもしろ工作教室」を実施しました。
一般教養講座は、本校一般科目教員が主となって一般市民向けに開講している講座です。
今回は、佐世保高専の物理実験室にて「線香花火をつくろう!」という講座を実施しました。
講師は、森保仁教授(一般科目物理科)、原久之技術長(技術室)、山北久枝技能補佐員(技術室)が担当しました。
夏休みの自由研究に意欲的な11家族29名(小中学生17名、親12名)が参加し、大変にぎやかな工作教室となりました。
講座ではまず、日本の花火の歴史や日本製の線香花火の現状について話をしました。
その後、4種類の材料を混ぜ合わせて火薬を作りました。それから、火薬ではなく小麦粉を使って上手に巻く練習をしました。
次に、火薬を細長い紙に包んで巻くことによって、親子で協力しながら子ども一人あたり約20本の線香花火を作りました。
何本かはその場で火をつけて楽しんでもらい、残りは自宅に持ち帰って夜に楽しんでもらいました。
またこの日はNHK長崎放送局の方が取材に訪れて下さり、「イブニング長崎」と「ニュース845長崎」で、線香花火づくりの様子が紹介されました。
工作教室終了後、参加した子供たちからは、次のような声が聞かれました。
・思っていたよりも難しかったし楽しかったから、うれしかったです。(小学3年生)
・火薬を作って包んで線香花火を作るのはなかなかできないので、いい経験になりました(小学5年生)
また、一緒に参加して下さった保護者の方々からは、次のような声が聞かれました。
・難しかった分、うまくいった時が嬉しく、「またもう一度!」と子ども心をくすぐったようです。
・自分も子どもと一緒に学ぶことができたので、同じ目線で作業できて良かったです。

