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令和元年度(平成31年度)

本校専攻科生がオートメーションと計測の先端技術総合展で特別賞を受賞しました

大会名 : オートメーションと計測の先端技術総合展
大学・高専テクニカルアカデミー研究発表コンテスト

受賞名 : 特別賞

受賞者 : 複合工学専攻 電気電子工学系 2年 川添皓平 

指導教員 : 寺村正広 教授

受賞題目 : 生物の判別動作を参考にした重心位置の判別回路

研究内容 :

生物の脳細胞における判別動作の基本的な部分をモデル化し、電子回路化しました。それらを複数組み合わせて、梁に乗せた物体の重心位置の判別や、装置の傾斜角の判別ができることを示しました。これまで、AD 変換器、マイクロプロセッサ、およびソフトウェアを用いていた判別を、全てハードウェアのみで判別できることを明らかにしました。

受賞コメント :

展示会では、講演発表と実際の装置のデモンストレーションを3日間行いました。重心位置や傾斜角を、従来の手法より桁違いに高速に検出できる点、および基本的な電子部品のみで低コストに装置を製作できる点を高く評価していただきました。とても有名な国立大学や私立大学などがご出展されている中、受賞できて大変有難く感じています。今後、実用化につながるよう努力を継続するつもりでおります。