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令和4年度

人権月間に当たって、性の多様性に関するFD研修を開催しました

長崎県では11月11日から12月10日までを「長崎県人権・同和問題啓発強調月間」と定めており、近年、学校現場においても、多様な性への理解や、性差による偏見や差別を無くしていくことが課題となっています。そこで本校は、長崎県の協力を得て、令和4年11月29日(火)に教職員向けのFD研修を開催しました。

今回の研修には教職員60名が参加し、長崎県人権・同和対策課の森山浩一先生を講師にお招きして、「あなたはあなただから素晴らしい~多様な性への理解と対応~」というテーマでご講演をいただきました。

講演では、先ず、「人権」(Human Rights)とは何かについて、歴史的な話から西洋と日本における捉え方の違いについて説明がありました。次に、「宇宙人が初めて地球へやってくる。」というテーマで、宇宙人に人間の特徴を説明するという設定のアクティビティを行いました。活動をとおして、自分たちが無意識に「『人間』の枠」を作ってしまっていることや、人間の特徴が多様であることに、あらためて気付く機会を得ることができました。
その後、人権教育の指導方法等に関する調査研究会議がとりまとめた報告書から、人権教育の目標について解説があり、「私は大切、あなたも大切」ということを学校現場の教職員として認識をし、学生たちにも伝えていくことが大切であるというお話がありました。最後に、小学校の教員であったご自身の体験を交えながら、学校としてどのような支援ができるか、参加者への問いかけがあり、参加した教職員は熱心に耳を傾けていました。

今回のFD研修会を主催した渡辺哲也筆頭副校長は、「講師の先生が『完璧な教員などはいなくて、皆さんがそれぞれ意識を変えていく、そういう環境をつくっていくことが大切です』と話されていたことが印象的だった。今回の研修を機に、参加した教職員が、一人ひとりの違いを尊重していくようになっていったら良いと思う。」と話していました。