文部科学省「平成 17年度 現代GPフォーラム」
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平成18年3月4日東京ビッグサイトにて開催された文部科学省・現代的教育ニーズ取組支援プログラム「平成 17年度・現代 GP フォーラム」に参加・発表してきた。本フォーラムでは選定率 16.5 %の狭き門を通過した17 年度選定プログラム全 84 件の取組についてポスターセッションによる発表・討議及び平成 16 年度・ 17 年度の公募テーマ別にパネルディスカッション・グループディスカッションによる発表・討議が行われた。本フォーラムへの参加者は延べ 2,000 名であった。
本年度の各テーマ名と申請総数 504 件の内、選定された件数は以下の通りである。
・ | 地域活性化への貢献(地元密着型) |
27件 |
・ | 地域活性化への貢献(広域展開型) |
18件 |
・ | 知的財産関連教育の推進 |
6件 |
・ | 仕事で英語が使える日本人育成 |
11件 |
・ | 人材交流による産官学連携教育 |
8件 |
・ | ニーズに基づく人材育成を目指した e-Learning Program の開発 |
14件 |
本校の選定されたテーマ2「地域活性化への貢献(広域展開型)」では選定総数18件の内、高専では本校の1件のみであった。取組内容としては環境学習・医療支援教育・防災教育関連が9件、地域活性化を主題にした取組は9件であったが、その殆どが市内や県内に止まり、本校の提案した国外に目を向けたアジア地区全体での活性化の取組は無く、本校の教育取組が斬新で鮮烈なものであると再認識できるものであった。本校のブースには約100名の各校担当者が訪れ、取組に対する質問・議論などが活発に行われた。
また「地域活性化への貢献(地元密着型)」のテーマについては、「ものつくり」を主題にしたものが多く、本校で行っている「創作実習・実験」や「おもしろ実験大公開」「出前授業」を系統的に位置付けることによって、本年度選定された取組と同等の取組が本校では既に実現できていると思われ、本校の教育活動・地域貢献活動の水準の高さが伺われた。