佐世保高専の恒例行事である「自然は不思議 おもしろ実験大公開!」が、10月14日(土)に佐世保高専で開催されました。今年で12回目となるこのイベントは、普段の生活では気づきにくい化学、電気、光、熱など自然の不思議や、ロボット、機械、超低温など科学の面白さを、実験や観察、ものづくりを通して体験してもらうことを目的として毎年開催しているものです。当日は天候にも恵まれ、地元佐世保市内はもとより長崎市内などからも家族連れの小学生や科学に興味のある中学生など、過去最高の830名の方々にお越し戴きました。
30種類の実験ブースでは、教職員約20名と学生スタッフ約80名が実験指導や実験の解説をしました。参加した子ども達は、様々なテーマの実験(傘ラジオ、光、電波、超低温、静電気、発電など)、観察(エンジン、空中写真など)、食べ物(電気蒸しパン、空き缶わたあめ、ソーラークッキングなど)、ものづくり(静電気モーター、人工イクラ、ストロー浮沈子、手作り楽器、ガラス細工など)、体験(レゴロボット、電気自動車など)を思い思いに楽しみ、驚きや喜びの声をあげていました。
イベントの最後に行った「大気圧によるドラム缶つぶし」では、参加者が多数見守るなか、見事にドラム缶がつぶれ、一斉に拍手と歓声がわき上がりました。 参加者からは、「楽しかった」「来年もまた来たい」といった声がたくさん聞かれました。