本校の電気電子工学科の川崎教授が、平成22年度の財団法人理工学振興会研究助成金(教育研究助成金)に採択されました。
これは、理工系の大学・高専に所属する若手研究者を対象に、理工学(関連する人文・社会分野を含む)に関する基礎的研究において、優れた研究を行っている者を奨励し、助成金を援助しているものです。
受賞テーマは「プラズマを利用したCO2ガス分解によるCNT(カーボンナノチューブ)の作製」です。
放電やプラズマを用いてCO2 を分解し、生成されたカーボンを用いてCNTの作製を試みます。
単にCO2 の分解だけでなく、最先端の材料であるCNTの作製も同時に行うことによって付加価値を加え、経済的な効率向上も目指す点が評価されました。