平成22年1月25日(月)午後(13:40~15:20)、今福中学校からの依頼により、今福中学校体育館にて訪問授業を行いました。
講師は、森 保仁准教授(一般科目物理科)と原 久之技術職員(技術室)の2名で担当しました。
また、今福中学校や松浦市内の中学校の先生方が数名ほど授業を参観され、授業の後に研究協議を行いました。
当日は、中学校1年生の42名を対象として、次のような内容の授業を行いました。
(1)液体窒素でなんでもカチコチ!? (色々なものをカチコチに!、フィルムケースロケット、超伝導体の性質、など)
(2)空気のすごい力を感じよう! (ゴムシートが吸盤に!?、ステンレスボウルで真空を作る、ドラム缶つぶし、など)
訪問授業終了後、子供たちから以下のような声が聞かれました。
・液体窒素を床にこぼしたらちょっと凍ると思っていたけど、コロコロ転がってきたのですごかった。
・マシュマロをカチコチにして食べたとき、思った以上にかたかったけどおいしかったのでビックリしました。
・磁石の上で超伝導体を浮かばせるのは、とても興奮したし、不思議に思いました。まるでUFOみたいでした。
・空気の力でドラム缶をつぶす実験は、テレビで見るよりずっと迫力があって、とてもびっくりしました。
・とてもわかりやすい授業で、知らないことがよくわかってとても勉強になりました。
訪問授業後の研究協議では、中学校の先生方から以下のような声が聞かれました。
・高専の先生自身が、実験の楽しさを伝えようとしている様子がとても伝わってきて感動しました。
・実際に目で見て体験してこそ、理科の面白さがわかるのだということを実感しました。
・生徒の視線が高専の先生方に集中し、次は何が起こるのか期待しているのがよくわかりました。