平成22年12月3日(金)午後(14:15~16:00)、佐世保市立福石小学校6学年PTA主催の「福石小学校6学年親子レクレーション」の一環として、福石小学校体育館にて、理科実験教室を行いました。
講師は、本校一般科目物理科の森 保仁准教授、本校技術室の原 久之技術職員の2名が担当しました。
また、PTAの方や6学年の担任の先生も手伝って下さいました。 当日は、小学校6年生の46名を対象として、『液体窒素でなんでもカチコチ!』という内容の実験教室を行いました。
親子レクレーションですので、保護者の方も25名ほど来られ、およそ70名の方が実験教室に参加して下さいました。「空気や二酸化酸素をカチコチにしてみよう!」、「マシュマロを冷やしてみよう!」、「フィルムケースロケットを飛ばそう!」、「バナナやバラをカチコチにしてみよう!」、「超伝導体の性質」、「液体窒素電球」など、液体窒素を用いた実験をたくさん行いました。また、最後に『水素エネルギーのパワーはすごい!』という水素酸素混合気を用いた実験も行いました。
理科実験教室終了後、子供たちから以下のような声が聞かれました。
・超伝導体が浮く実験では、逆さまにしても浮いていたので、すごかったです。
・酸素と水素を混ぜたところに小さなかみなりを落としたら、すごい音がして水てきになったので驚きました。
・実験はあまり好きではなかったけれど、今日の実験をして実験が好きになりました。
・実験に興味がわいてきたので、次に実験をする機会があったら自ら参加したいと思い ます。
また、保護者の方々から以下のような声が聞かれました。
・子どもが目をきらきらさせて参加していましたので、楽しんでいる姿を見ることができてよかったです。
・こういう機会が沢山あると、子供達もこれから興味を持って実験したり考えたりできるようになると思います。
・日常で起こる様々な現象や物質の成り立ちや性質に、子ども達が興味を持ってくれるのではないかという
期待を抱きました。