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平成23年度

伊万里市立滝野小中学校においてSPP事業、理科実験教室を行いました

 平成23年9月26日(月)、佐賀県伊万里市立滝野小中学校において、サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト連携事業(以下SSP事業)「地理的に不利な中学校への理科教育支援」及び小中学生を対象とした理科実験教室を実施しました。

 SPP事業では、中学校1年生のカリキュラムに合わせて「物質の状態変化」をテーマとして、身近な物質の状態変化を粒子モデルと関連づけて説明し、液体窒素やガスバーナーを用いて、液体から気体、気体から液体、固体から気体へと変化する実験を行いました。物質の状態変化の様子を参加者は熱心に観察していました。理科実験教室では、小中学生約30名を対象に「大気圧」に関連した実験を行いました。

 手作りのゴム板を用いて、大きな給食用のテーブルを持ち上げるなどの実験を行い、さらに、大気圧の大きさを実感できるように「アルミ缶潰し」の実験、最後に「ドラム缶潰し」を運動場で実施しました。アルミ缶が瞬時に潰れたりドラム缶が大きな音を立てて一瞬にして潰れる様子を見て、参加者は全員驚いていました。

 上級生が下級生の世話をしながら実験を進めていくほほえましい光景を見ることができ、小規模校ならではの暖かい雰囲気の中で無事終了することができました。

日 時 平成23年9月26日(月)  14:05~15:55(5~6時限目)
場 所 伊万里市立滝野小中学校
対 象 SPP・・・・・中学1年生 5名  理科実験教室・・・小中学生 約30名
内 容 SPP・・・・・物質の状態変化
     理科実験教室・・大気圧(空気の力)を体験しよう
担 当 滝野小中学校 坂口 輝明先生
     技術室 久保川 洋幸、原 久之、茂木 貴之、白石 博伸

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