平成24年6月27日(水)午後(15:05~16:35)、佐々町立口石小学校の体育館にて「理科実験教室」を実施しました。
これは、第4学年のPTA行事「親子レクレーション」として訪問授業を依頼されたものです。
講師は、本校一般科目物理科の森 保仁准教授と本校技術室の原 久之技術職員の2名が担当しました。
また今回の訪問授業では、専攻科1年生の高崎建君も実験指導をサポートしてくれました。
当日は、口石小学校4年生の99名を対象として、『マイナス200℃でなんでもカチコチ!』という実験教室を行いました。
親子レクレーションですので、保護者の方も80名ほど来られ、学校の先生も合わせて参加者はおよそ180名でした。
「空気や二酸化酸素をカチコチに!」、「マシュマロをカチコチに!」、「フィルムケースロケットを飛ばそう!」、
「バナナやバラをカチコチに!」、「超伝導体の性質」など、液体窒素を用いた実験をたくさん行いました。
みんな最後まで目を輝かせながらたくさんの実験を楽しんでいました。
理科実験教室終了後、子供たちから以下のような声が聞かれました。
・全ての実験がとてもすごくて、なかなかこのような実験はできないので、とてもワクワクしました!
・私は3年生の時から理科が好きでしたが、この実験教室をして、もっともっと理科が好きになりました。
・液体窒素の噴水実験が楽しくて、ふわっと上に上がっていくところがとても綺麗でした。
・あんなにやわらかいバナナなのに、マイナス200℃に冷やすだけで釘が打てるなんてすごいです。
また、保護者の方々から以下のような声が聞かれました。
・大人でもとても興奮しました! 科学の不思議さや面白さを、親子共々味わうことができてよかったです。
・子ども達が、身の回りのことに対して「なぜ?」「どうして?」と興味を持つきっかけになったと思います。
・先生の説明の時に、子ども達が段々前に近寄っていくのが印象的でした。きっと理科好きの子が増えたはず!
・バラの花の実験は見たことがありますが、実際どんな感触なのか触ってみることができ、とても感動しました。
・このような体験の場はとてもありがたいです。帰りに「高専に行きたい!」という息子が頼もしく思えました。