平成27年6月19日(金)本校校長室において、平成27年度佐世保高専校長顧問会議を開催しました。
本校の校長顧問は、校長の諮問に応じて、本校の事業運営等に関し、意見・助言を頂くために外部有識者の中から校長が委嘱する制度で、現在本校の卒業生3名(宮本 憲様(電気1期)、髙尾由一様(機械2期)、髙尾慶二様(電気14期))に就任頂いているものです。
会議には、学校側から中尾校長、下野教務主事、田﨑学生主事、南部寮務主事、川下専攻科長、福田教授が出席しました。
会議では、はじめに中尾校長から、教員の多忙化、7年制移行、予算削減など国立高専が置かれている現状について資料に基づき説明があった後、意見交換が行われ、校長顧問からは次のような意見が出されました。
・専攻科を含めて高専の知名度が低い、もっと社会への発信が必要である。私立高校などはオープンキャンパスを年間4~5回実施しているところもある。
・高専は、実験・実習が基礎にあるので、学生は大学に行っても伸びる。
・企業はマネジメントできる技術者を求めている。技術だけを教えるのではなく、なぜ勉強しなければいけないのかを考えさせることが大事である。
・県北地域に理工系の大学がないので、7年制への移行は魅力が感じられる。
・人間力形成の面では、体育祭、クラブ活動等の学校行事は残すべきである。
本校では、今回出されたた意見・提言を事業運営の改善等に反映させていく所存です。
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校長顧問 (右から宮本様、髙尾(由)様、髙尾(慶)様) |
中尾校長 | ![]() |
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