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平成18年8月8日(火)、佐世保市教育センターからの依頼で、小学校の先生方30名を対象とした「理科実験講座(第1回)」を、佐世保高専の物理実験室で3時間にわたって実施しました。
講師は、森 保仁助教授(一般科目物理科)と原 久之技術専門職員(学生課)が担当しました。この講座は、小学校の先生方に身近なものを使った理科実験に慣れ親しんでもらうこと、理科実験に関して小学校と高専が連携・協力することを目的として、森助教授が佐世保市教育センターや佐世保市小学校教育研究会理科部会と共に、昨年から行っている講座です。
尚、今回参加できなかった先生方を対象として、同様の内容の講座を8月29日(火)にも実施する予定です。
今年度は「熱に関するおもしろ簡単理科実験」と題して、以下の工作や実験を行いました。
? 熱エネルギーで進む「牛乳パック蒸気船」を作ろう!
? 空気を圧縮して、脱脂綿を点火してみよう!
? 摩擦熱で水を沸騰させてみよう!
? 摩擦熱で火をおこしてみよう!
? 熱した油に水を注いで水蒸気爆発のすごさを体験しよう!
講座終了後、参加した小学校の先生方からは、次のような声が聞かれました。!
・ 原理を教えて頂きながら体験できたので、大変面白くて子供のように学ぶことができた
・ 教師が楽しめば、その気持ちは子どもに伝わるということを実感できた
・ 「どうしてだろう?」という思いを抱きながら体験することの面白さ、大切さを感じた
・ 子ども達が実験をしたがる気持ちがとてもよくわかった気がする
・ 水の沸騰実験や火おこし実験の装置を小学校に無料で貸して下さるのは、とても助かる
・ この講座は、堅くなくて楽しくてそれでいて中身があるので、楽しみにしている