九十九島西海国立公園内では、牡蠣養殖が盛んに行われています。
九十九島ビジターより、この蛎殻を利用した実験の依頼を受け、今回蛎殻を使った出前実験として『チョーク作り』を環境省・九十九島ビジターセンターと共催して実施しました。実験は物質工学科教員と技術室職員が担当しました。
集まった子どもや保護者からは最初、「本当にチョークが出来るのか?」「どうやって作るのか?」といった質問が出ていました。
実験が始まり担当者の説明を聞きながら、子ども達は実験を進めていきました。
目に粉が入らないように保護めがねをかけて蛎殻を粉にし、少量の水と石膏を混ぜて型に流し込みました。次に、色素を入れてカラーチョークにも挑戦しました。
少し時間をおいた後、型からチョークを取り出し130度にしたオーブントースターで20分ほど加熱すると完成です。
子ども達は、完成したチョークを使って絵や文字を楽しそうに書いていました。
日 時 : 平成23年8月21日(日) 10:00~12:00
場 所 : 九十九島ビジターセンター 2F レクチャー室
参加者 : 子ども20名+保護者若干名
担当者 : 本校物質工学科教員 渡辺哲也、山崎隆志 技術室職員 澤田彰
九十九島ビジターセンター 松尾さん