平成22年9月27日(月)、佐賀県伊万里市立滝野小中学校において、中学生を対象とした「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト事業(SPP)」及び小中学生を対象としたおもしろ実験を実施しました。
SPP事業では中学1年生3名を対象とし「物質の三態」と題して、ドライアイスや酢酸ナトリウムを使った実験を行いました。身近にあるドライアイスを使うことで、個体から気体へと昇華する様子やその時の体積変化、酢酸ナトリウムの過飽和溶液が、針状結晶をなし凝固していく様子の観察を行うことで、物質の三態を体験しながら学んでいました。
おもしろ実験では小学3年生から中学生まで約30名を対象とし、科学マジック、金属ナトリウムの演示実験の後、べっこう飴づくりを行いました。次々と色が変わっていく液体や、金属ナトリウムが水に溶けその水が紫色に染まっていく様子にはみんなが興味を示し、また、べっこう飴づくりではみんなで協力しながら楽しそうにつくっている様子が印象的でした。
小規模校であるからこその人のつながりやあたたかさを感じられ、空は雨模様ではありましたが、晴れやかな気持ちで実験を終えることができました。
日 時 平成22年9月27日(月) 14:00-16:00
場 所 佐賀県伊万里市立 滝野小中学校
実験内容 (SPP)ドライアイスを使った二酸化炭素の実験,酢酸ナトリウムの凝固
(おもしろ実験)科学マジック,金属ナトリウムの実験,べっこう飴づくり
担 当 (技術室)久保川洋幸,熊井悠城,森晴樹



