一般教養講座「長崎文学探訪」を開催しました
平成20年7月26日に一般教養講座「長崎文学探訪―長崎は自画像を描いたか」を開催しました。当日は、一般市民(6名)を対象とし、『五足の靴』『長崎の鐘』『虚構のクレーン』『聖水』『長崎乱楽坂』等のテキストを読解し、長崎像の変遷について考えました。受講者からは、「小説を通して長崎をとらえる視点がおもしろかった」「今後、古典の講座も開講して欲しい」等の意見をいただきました。今後も、文学を題材に長崎の表象について理解を深める講座を開催していきます。
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一般教養講座 「親子おもしろ実験教室 ポンポン進む蒸気船を作ろう!?
平成19年8月7日(火)、佐世保高専一般科目主催で、一般市民を対象とした一般教養講座「親子おもしろ実験教室 「ポンポン進む蒸気船を作ろう!?」を、佐世保高専の物理実験室で2時間にわたって実施しました。講師は、森保仁准教授(一般科目物理科)および原久之技術職員(学生課)が担当しました。
15家族33名(親15名、小学生18名)が参加し、大変にぎやかな実験教室となりました。
実験教室ではまず、親子で協力して牛乳パックを用いた蒸気船を作りました。そして、作った牛乳パック蒸気船を外に持ち出して、特別に作った3mプールでポンポンと進ませて楽しく遊びました。中には、1回火を付けただけで9mも進む蒸気船を作った親子もいました。当日はテレビ佐世保の取材も受けました。
実験教室終了後、参加した子供たちからは、次のような声が聞かれました。
・自分だけの船を作ることができてとても楽しかったので、来年もまた来たいです
・自分の手で作った船が走るのを見て、すごく驚いて感激しました
・夏休みの自由研究のページが埋まりそうなのでよかったです
また、一緒に参加して下さった保護者の方々からは、次のような声が聞かれました。
・先生方の説明がわかりやすく、子どもも大人も一緒に楽しめました
・子どもと一緒に作ることで、普段見ることができない子どもの姿を見ることができました
・子ども一人ではやや難しいと思えるような、今回くらいの企画がよいと思いました。
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一般教養講座 「哲学カフェ」(<本当のこと>って何?)
2007年7月29日、佐世保市天満町のカフェ「Esu and Kei」にて、佐世保高専一般教養講座「哲学カフェ」が開催されました。「哲学カフェ」とは、カフェで、お茶でも飲みながら、気楽に哲学的な対話を楽しもうという試み。哲学的な専門用語を使うことなく、日常的な言葉で、普段、当たり前すぎて考えてみることのないような問題を改めて問い直してみようという試みです。
今回のテーマは「〈本当のこと〉って何?」。私たちの日常生活は、もちろん、ウソやデタラメでできているわけではありませんが、でも、本当だと信じていたことが、突然、真っ赤なウソだと発覚することが多々あります。
では、いったい、〈本当のこと〉って本当は何なのでしょうか? こんな答えの出ない問いかけに10代から70代までの男女11人が集まり、問いを深めてくれました。
〈本当〉というのは多分に主観的なものではないのか。
でも、社会的正義というものもある。
ホンネとタテマエはいったいどっちが〈本当〉なのか?
などなど、時々笑いも交えながら、和やかな雰囲気のなかで哲学的対話がなされ、二時間があっという間にすぎました。 「哲学カフェ」は、およそ二ヶ月ごとに佐世保と長崎において交互に開催しています。興味をお持ちの方は、 一度、ホームページを覗いてみてください。
「哲学カフェ」のホームページ:https://www.sasebo.ac.jp/~kawase/cafephilo
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一般教養講座 「佐世保の中心を探してみよう 地図を使いこなす」
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平成19年2月3日(土),「佐世保の中心を探してみよう?地図を使いこなす?」というテーマで一般教養講座が開講されました。講師は一般科目・地理担当の牧野一成で、本校図書館2階の視聴覚教室で実施されました。平成17年度より始まった一般教養講座ですが、今年度はこれで5回の開催となりました。
今回は、地元CATV局の正月番組のある企画と連動したテーマであったことから、テレビ佐世保の取材も受けました。受講者は中学生から70代までの14名。これまでの一般教養講座に参加いただいた馴染みの顔も沢山ありました。講座では、「中心」といっても、その定義次第で様々なものがあること、テレビ番組で紹介した簡単な中心の求め方、また別の考え方である佐世保市の重心などを紹介され、地形図上での作業と表計算ソフトの活用により、どのようにして佐世保の重心をもとめるかについての解説がなされました。
この講座の内容に関しては、下記のサイトに解説記事が掲載されています。
https://www.sasebo.ac.jp/~makino/sasebomannaka.html
一般教養講座「哲学カフェ」開催 (テーマ:内と外とはどういうことか?)
一般教養講座「哲学カフェ」開催
(テーマ:内と外とはどういうことか?)
2005 年 10 月に引き続き、 2007 年 1 月 20 日、佐世保シティホテル内のレストラン「ボンサブール」にて、「哲学カフェ」を開催しました。「哲学カフェ」とは、日頃、話題にすることなどめったにない哲学的なテーマ(日常的な事柄だからこそ、普段考えてみることないテーマ)について、お茶でも飲みながらみんなで気楽に話し合ってみようという試みです。
今回のテーマは「内と外とはどういうことか?」 われわれは日常のさまざまな部分で内と外を区別していますが、そもそも何が内で何が外なのか。内と外の境界はしばしば曖昧だし、内がかえって疎遠で、外が親しみやすいということもあります。自分の内を本当の意味で知っている人はどれだけいるでしょうか?
分かっているようで、聞かれると悩んでしまうこんな問いかけに、佐世保をはじめ、長崎、松浦、平戸などから総勢 21 名の男女が、しかも、 10 代、 20 代、 30 代、 40 代、 50 代、 60 代、 70 代と世代を網羅する年齢層から集まってくれました。多様な関心を持つ人々から、多様な意見が出され、話題も多岐にわたります。「内と外」をめぐって、社会のあり方、夫婦の関係、自己と他者、子供のしつけ、子供にとっての親、日本人という意識の問題、理性と感情、内と外という言葉のイメージ、そもそも内と外をなぜわけるのか?
いじめ問題、日本語の「うち」の意味、日本社会と欧米社会、「和」の問題、などなど、とてもまとめきることのできない多様な意見が、しばしば笑いもまじえつつ和やかなムードの中で、活発にやり取りされました。拙速に答えを出そうとするのでなく、立ち止まってじっくりと多方面から問いかけ、その問いを深めていく、こんな活動の場が「哲学カフェ」ですから、二時間の話し合いで何か「答え」が見いだせるわけではありません。
しかし、こうした問いを、自分の「外」の人たちと共に考えてみる経験を通して、それぞれがみずからの「内」に何か新しいものを見いだしたことは間違いないように思えました。
一般科目 哲学科
川瀬 雅也
一般教養講座(佐世保の中心を探してみよう?地図を使いこなす?)を開催します
佐世保高専 一般教養講座
●NEW 一般教養講座(佐世保の中心を探してみよう?地図を使いこなす?)
講 座 名 |
日 時 |
対象者 |
募集定員 |
場 所 |
講 習 料 |
概 要 |
佐世保の中心を探してみよう?地図を使いこなす? |
平成19年 |
市民一般 |
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佐世保工業高等専門学校 |
無 料 |
H19年1月3日に「テレビ佐世保」の正月番組「なるほど ザ 佐世保」という番組が放送され、「佐世保の中心を探そう」という企画に牧野先生が関わることになりました。 |
佐世保の中心を探してみよう?地図を使いこなす?
※ | 受講を希望される方は、事前に電話で御連絡の上所定の申し込み用紙により平成19年1月29日 ( 月 ) までに 下記宛お申し込みください。(定員になり次第 受付を締切らせていただきます。) |
【申込・お問い合わせ先】 |
一般教養講座(哲学カフェ)を開催します
佐世保高専 一般教養講座(哲学カフェ)
●NEW 一般教養講座
講 座 名 |
日 時 |
対象者 |
募集定員 |
場 所 |
講 習 料 |
概 要 |
哲学カフェ (テーマ:内と外とはどういうことか) ※文字をクリックすると詳しい案内(PDF)がご覧いただけます。 |
平成19年 1月20日(土) 14:00?16:00 |
市民一般 | 15人 |
レストラン ボンサブール
佐世保市白南風町8-17 |
無 料 (個人の飲食代のみ) |
忙しい日常生活の中では、なかなか人生や人間関係の根本的な問題について考えたり話し合ったりする機会がないもの。 「哲学カフェ」は、そうした問題を哲学の専門知識なしに、お茶でも飲みながら気軽に話し合う場です。私たちの日常生活の中にあるさまざまな「内と外」にはどんな意味があるのか、参加者で話し合ってみましょう 。 |
※ | 受講を希望される方は、事前に電話で御連絡の上所定の申し込み用紙により平成19年1月15日 ( 月 ) までに下記宛お申し込みください。 なお、定員になり次第 受付を締切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。 また、平成19年1月17日頃に受講の決定を通知します。 |
【申込・お問い合わせ先】 |
一般教養講座 「親子おもしろ実験教室 牛乳パックを作って写真を撮影してみよう」
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平成18年8月4日(金)、佐世保高専主催で、一般市民を対象とした「一般教養講座 親子おもしろ実験教室 牛乳パックカメラを作って写真を撮影してみよう」を、佐世保高専の物理実験室で3時間にわたって実施しました。
講師は、森 保仁助教授(一般科目物理科)および原 久之技術専門職員(学生課)が担当しました。18家族47名(親18名、小学生29名)が参加し、大変にぎやかな実験教室となりました。
実験教室では、まず「光の3原色」や「カメラのしくみ」をわかりやすく解説し、次に親子で協力して牛乳パックを用いたカメラを作りました。そして、作ったカメラを外に持ち出して低感度フィルムを用いて風景写真を撮影しました。このフィルムは、ラミネーターなどで熱を与えるだけで現像できます。とても暑い日でしたが、親子が協力して最後まで楽しみながら工作や写真撮影に取り組んでいました。最後に、親子で楽しむことのできる簡単な科学実験を2つほど紹介しました。
講座終了後、参加した子供たちからは、次のような声が聞かれました。
・身近にあるもので実験ができたので、家でも実験をしてみたい
・牛乳パックで写真が撮れるとは思わなかったので、すごいと思った
・お父さんと一緒にカメラを作ったり写真を撮ったりして、とても楽しかった
また、一緒に参加して下さった保護者の方々からは、次のような声が聞かれました。
・子供たちにも作ることができ、すぐに結果を見ることができるのが良かった
・先生方の説明がわかりやすく、子供も大人も一緒に楽しめた
・子供と物を作る機会が少ないので、今回は良い時間を過ごすことができた
一般教養講座 「大人のためのドリル 天気図作成にチャレンジしてみませんか?」
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平成18年7月27日(木)、佐世保高専主催で、一般市民を対象とした、「一般教養講座 大人のためのドリル?天気図作成にチャレンジしてみませんか?」を、佐世保高専の視聴覚教室で実施しました。講師は、牧野 一成助教授(一般科目 地理科)が担当しました。午前と午後の4時間にわたり、中学生から70代の方までの幅広い年齢層の受講者14名が、天気図作成に挑みました。
まず、天気図を作成するために必要な方位や緯度経度に関する基礎知識や各地の天気、高気圧や低気圧、前線などの情報をどのように記載するかを学びました。その後、「石垣島では、北北東の風、風力2、快晴、気圧1012ヘクトパスカル、気温21度……」という具合に淡々と放送される気象通報を聞き取りながら、天気図用紙に必要事項を書き込む演習を行いました。20分の放送時間中、受講者の方々の神経の集中度は相当なものでした。
天気図が描けるようになるためには、相当練習を積む必要があります。この講座では、途中の練習過程を少々飛ばし、予め各地の天気が書き込まれた天気図用紙に低気圧・高気圧や等圧線を書き込む練習など、完成に近い段階の作業も経験してみました。
受講者の方々からは次のようなご感想をいただきました。
・ | 記号、読み方など基礎・基本がよく理解できました。 |
・ | 天気図は興味があったが、取り組み方が解った。 |
・ | 高気圧や低気圧等の方向や速度等により明日への予報につながる事ができるようになり、良かったと思います。 |
・ | いい勉強になりました。孫に教えるべく毎日少しづつやってみます。 |
さらに,向学心旺盛な受講者からは,下記の要望も頂きました。
・ | 内容はとてもいい講座ですが一回での理解は無理です。次回もチャレンジします。よろしくお願いします。 |
・ | 風向、天気記号等予習の範囲を案内時に示していただきたい。 |
受講生に予習を求めたりすることなど、講師は全く想定もしていなかったようです。これらの感想や要望を受け、次回以降の一般教養講座に活かしたいと考えています。
一般教養講座 「絵本を楽しむ しかけ絵本」
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平成18年7月26日(水)、佐世保高専主催で、一般市民を対象とした「一般教養講座 絵本を楽しむ しかけ絵本」を、佐世保高専の視聴覚教室で実施しました。講師は、柴山 仁子助教授(一般科目国語科)が担当しました。日本や海外のさまざまなしかけ絵本(約50冊)の展示や紹介、本校で準備した材料を使って参加者各自が「世界でただ1つのしかけ絵本」作りにも挑戦しました。
参加者は14名(本校学生2名)とあまり多くはありませんでしたが、学童保育や学校関係の方、またお孫さんに手作り絵本をプレゼントしたいという年配のかたもいらっしゃって、みなさんしかけのあれこれに興味津々でした。講師からしかけ絵本とそのしくみについて紹介があり、「しかけ絵本」をつくるにあたってのヒントやポイントなどの説明の後、実作段階になると、見たのと作るのでは大違いで、「ああでもない、こうでもない」と大奮闘で、時間の経つのも忘れて取り組みました。
2時間の予定を30分もオーバーしましたが、それでも時間が足りなかったようでした。とはいえ、「しかけ」のヒントと材料をおみやげに、皆さん大満足してお帰りいただけたと思います。
飛び入り参加の本校の学生も、さすが高専生!むずかしいしかけにチャレンジして、なかなかの腕前を披露していたのにはびっくり。参加者の方も感心した様子でした。