◆一般教養講座「佐世保の中心…」開講の経緯
　「テレビ佐世保」の番組と連動した講座です。

◆中心の定義は？
中心の定義は数多くあります。したがって，「中心」にも様々なものがあります。

◆佐世保市の領域の変遷
平成に入ってからの佐世保市の領域の変遷（市町村合併の経緯）をまとめておきます。

◆日本の市区町村　位置情報要覧からみた佐世保市の緯度・経度

• 旧市町村（佐世保市，吉井町，世知原町，小佐々町，宇久町）
• 合併後の佐世保市（H18.3.31以降，およびH17.4.1時点）

◆市区町村位置情報要覧からみた佐世保市の中心
　　最東端，最西端，最南端，最北端の緯度経度から，簡単に求めたものです

• 旧市町村（佐世保市，吉井町，世知原町，小佐々町，宇久町）
• 合併後の佐世保市（H18.3.31以降，およびH17.4.1時点）

基準メッシュ100点計測法（旧佐世保市）

• 佐世保市の領域を基準メッシュに分割し，それをExcelのワークシート上に表現します。
• 基準メッシュとは1/25000地形図の範囲を東西南北それぞれ10等分，計100分割したものです。
• ちなみに１つの基準メッシュの面積は約１Km2になります。
• 濃い橙色のメッシュは，完全に佐世保市の領域に含まれるものを表しています。
• 黄色のメッシュは，一部分が佐世保市の領域に含まれるものを表しています。
• 濃い橙色のメッシュには，「１」の値を与えています
• 黄色のメッシュのメッシュには，そのメッシュ内に含まれる佐世保市領域の面積の割合を表す「０＜ｘ＜１」の値を与えています。

基準メッシュ100点計測法（新佐世保市）

• 上五島の宇久島（旧宇久町）も佐世保市となったため，重心が西方にずれることになります。
• Excelのワークシート上に表現した佐世保市の領域を，経線(横軸)上に配置した天秤棒の上にそのまま(経度を変化させることなしに)落としたと考えると，青い▲印で示した地点で，バランスが取れることになります。

重心の経度を求めるための基本的な考え方

• 「加重平均」の考え方を応用して，重心のX座標（経度）を算出します
• 図には示していませんが，Y座標（緯度）も同様に算出します

まだ，説明が十分でない点がありますが，概略はご理解いただけたでしょうか？

◆現在(平成18年4月以降)の佐世保市の中心（重心）はココ！