令和7年10月16日(木)、3年生の授業グローカルリテラシー・塚崎ゼミの活動の一環として、米軍基地内のE. J. King Middle High Schoolの生徒10名を本校ICT5教室にお招きし、交流会を実施しました。
塚崎ゼミでは、機械工学科5名と物質工学科3名の計8名の学生が、「多文化共生」をテーマに1年間の研究活動を行っています。 佐世保にいながらにして、同世代のアメリカ人中・高校生と直接意見交換できる貴重な機会となりました。
【当日の流れ】
- 2つのグループに分かれて、自己紹介
- アイスブレーク(絵を描きながら英語でしりとり)
- お互いの学校や趣味について質問した後、多文化共生に関するディスカッション
【参加学生のコメント】
・英語だけでなくスペイン語も話す生徒とも質問やミニゲームを通して楽しく交流ができました。多様なルーツがあるアメリカ人の皆さんと出会うことで、様々な文化の理解に努めることができ、とても良い交流ができました。
・今回の活動を通して、普段関わることが少ない米軍基地の生徒と多文化共生についての意見や様々な話を聞くことができた。日本人の学生とは違った観点や、米軍基地ならではの、他文化同士の関わり合いについて新たな方面から知ることができ、私たちの研究をより深めることができる活動だった。
・今回の活動を通じて、私たちの班の研究テーマである「差別」という観点から多文化共生を考えることは、政治的な問題にとどまらず、一人ひとりのパーソナリティの側面からも考えるべき課題であると再認識した。
英語版の絵しりとりなどの交流を通して、お互いが少しずつ心を開いていく様子を見て、共生とは少しずつ時間をかけて実現するものだと感じた。
また、一人ひとりが偏見をなくし、意識を少しずつ変えていくことで、より良い共生の形に近づけると思う。
塚崎ゼミの学生たちは、この日のために一生懸命準備を進めてきました。今回の交流会で得たリアルな気づきや学びを、今後の「多文化共生」に関する研究活動にさらに活かしていきます。 ご来校いただいたE. J. King Middle High Schoolの生徒・保護者の皆様、そしてご協力いただいた関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。



