基幹教育科のお知らせ

令和7年度「グローカルリテラシー」学外実習を実施しました

グローカルリテラシーについて

「グローカルリテラシー」は、グローバル(国際的)な視点とローカル(地域的)な視点を併せ持つ素養を養う科目です。少人数のゼミ形式によるPBL(問題解決型学習)を通じて、地域の課題解決や探究活動に主体的に取り組み、「前に踏み出す力」や「チームで働く力」などの社会人基礎力を身に付けることを目的としています。

今年度も各ゼミにおいて、特色ある学外実習を実施しました。

■ 濵田ゼミ:自動航行技術による離島の課題解決

実施日:6月26日(木)、6月28日(土)~29日(日)

今年度の濵田ゼミは「自動航行船を用いた宇久島の課題解決」をテーマに活動しています。

6月26日はハウステンボスマリーナを訪問しました。本校OBの田平氏より、現在取り組まれている自動航行に関する活動についてお話を伺うとともに、所有されている船を見学させていただきました。

6月28日・29日には、佐世保市の離島である宇久島にてフィールドワークを実施しました。宇久行政センターでのヒアリングや、佐世保市営交通船「みつしま」の船長さんへのインタビューを行い、離島が抱える交通の現状と課題についての実態調査を行いました。

■ 栗山ゼミ:平和教育教材の作成と被爆継承の現場を学ぶ

実施日:8月21日(木)、22日(金)

8月21日は長崎市原爆資料館を訪問しました。長崎市原爆被爆対策部被爆継承課および平和推進課の職員の方々から、資料館のリニューアル計画について詳しい説明を受け、今後の展示の在り方について意見交換を行いました。

翌22日は、長崎大学情報データ科学部の全 炳徳教授の研究室を訪問しました。米軍が撮影した航空写真を基にした、長崎原爆投下前後の3D地形データ作成についてのお話を伺いました。ゼミで目標としている「原爆に関する平和教育教材」の作成に向けて、技術的な側面からも貴重な知見を得ることができ、活発な議論が行われました。

■ 森ゼミ:次世代太陽電池の最前線を見学

実施日:9月9日(火)

森ゼミでは、九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I²CNER)を訪問しました。

松島敏則先生の研究室にて、次世代の太陽電池として期待されている「ペロブスカイト太陽電池」の現状と未来についての講演を聴講しました。その後、研究室内の最新の実験装置などを見学させていただき、エネルギー問題の解決に向けた最先端の研究現場に触れる貴重な機会となりました。

■ 大坪ゼミ:唐津に伝わる伝説の背景を考察

実施日:11月16日(日)

大坪ゼミでは、唐津市諏訪神社に伝わる「諏訪の前(すわのまえ)」伝説に関するフィールドワークを実施しました。

唐津の地勢を理解し、伝説が生まれた背景を考察するため、諏訪神社の宮司様からお話を伺いました。あわせて名護屋城博物館、田島神社、鏡山展望台などを巡り、歴史・地理の両面から地域の文化遺産について学びを深めました。