西九州地域研究2ndQでは「西九州地域における方言・民話を地域振興に活かすものづくり」というテーマで、3~4人のグループに分かれてさまざまなものづくりに取り組みました。
それぞれのチームで創意工夫を凝らし、方言検定や方言のアプリ、民話を紹介する動画、民話をもととしたトライアスロンプランなど、非常にユニークな制作が行われました。その一部をご紹介します。
松浦佐用姫伝説のゲーム
肥前国風土記や万葉集以来伝わる、松浦佐用姫伝説をモチーフにした「Go!!Go!!佐用姫」というゲームを制作しました。障害物を避けながら佐用姫が渡唐する恋人を追って行ったという加部島へ向かうゲームを制作しました。鏡・領巾など佐用姫伝説に出てくるアイテムを活用している点が学生間でも非常に高評価でした。
和三郎伝説の紙芝居
長崎県長与町に伝わる和三郎伝説を紙芝居化しました。簡単に民話の内容を伝えることができるように話の内容を多少アレンジして制作しています。また登場人物のセリフに大村・彼杵方言を使用し、方言にも触れてもらうように工夫しました。上の画像は全体の一部です。
眼鏡岩伝説のリーフレット
長崎県佐世保市に鬼がつくったという伝説が伝わる眼鏡岩の紹介をする三つ折りリーフレットを制作しました。4コマ漫画で分かりやすく表現するとともに、標準語・長崎弁の2種類で説明を書き、長崎弁にも触れられるよう工夫しています。また、リーフレット全体でも佐世保市の他の観光も楽しめる工夫がされています。