機械工学科4年生36名が、中島賢治教授、西口廣志准教授、久保田慎一助教の引率のもと、フィリピンへ海外研修に行きました。
■ 研修期間
令和7年9月15日 ~ 令和7年9月18日
■ 研修概要
- デンソーフィリピン株式会社の工場見学
- マプア大学(マニラ)との国際交流およびシンポジウム参加
- マニラ市内見学(サンチャゴ要塞、ホセ・リサール公園 など)
- モール・オブ・アジアの見学
■ マプア大学との交流
同大学は創立100周年を迎え、海外との交流にも積極的に取り組んでいる大学です。今回我々は機械系の施設を見学し、実験装置や実習教育の進め方などについて意見交換を行いました。

(1925年創立でちょうど100周年)

また両校による「水素を活用した社会問題の解決」をテーマとしたシンポジウムを開催し、両校の学生が混成チームを組み、英語を用いてグループ討議と企画提案を行いました。優秀なチームにマプア大学から表彰が行われ、参加者にとって大きな励みとなりました。



■ デンソーフィリピン株式会社の訪問
デンソーフィリピン株式会社では、工場ラインの見学に加え、社長との昼食懇談会を実施しました。
社長からは、社訓として掲げられている「芽花実種(がかじつしゅ)」という言葉に込められた思いを伺いました。
「花を咲かせ実を結ぶだけでなく、次の“種”を蒔くところまでが社会への責任である」という言葉に、参加者一同深く感銘を受けました。経営哲学と人材育成に対する熱意に触れ、大変有意義な時間となりました。


