長崎県は、日本一の溶接技術を持つと言われています。その理由は、造船所がたくさんあるからです。大型船舶は、ブロックごとに鉄板を溶接して作られます。船の先端部分など、複雑に丸みを帯びた部材を数ミリ以下の精度で溶接することは、世界的に見ても非常に高度な、日本が誇る匠の技術です。
佐世保高専は、西海市にある大島造船所と提携を結んでいて、このたび、5週にわたって機械工学科2年生が溶接のプロフェッショナルに実技指導を受けています。
溶接は船舶に限らず、航空・宇宙・鉄道・モビリティなど、未来に向けて様々な分野で必須の技術です。
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