お知らせ

「玖島中学校」で半導体に関する出前授業を実施いたしました【2023.10.19】

トピックス

本校は、高専における半導体教育の拠点校として、半導体に関する新設科目を設置するなど、産学官で連携して半導体人材育成に取り組んでいます。
この度、長崎県、大村市及び伸和コントロールズ株式会社と連携して令和5年10月19日(木)に大村市立玖島中学校1年生に対し、半導体の出前授業を実施いたしました。

講師は電気電子工学科 猪原武士准教授が務め、「半導体とは何か?」実験を交えながら説明しました。身近な例として、半導体が使われている体温計がどのように体温を測定しているのか実験を行い、その仕組みについて説明を行いました。
また、その他、ゲーム機や自動車など身の回りのあらゆる製品に半導体が使われていることを紹介しました。
その後、半導体の材料であるシリコンウエハーを実際に手に取って触れてもらいました。日常生活では目にすることができないシリコンウエハーに、中学生たちは大いに興味関心を寄せていました。

参加した中学生からは
・身の回りに半導体がたくさんあることを知って、半導体のおかげで楽しく生活できていることを知ることができた。
・半導体は小さいのに重大な役割をもっていて驚いた。
・半導体を作るのに4ヶ月かかることにびっくりした。
・新しいことをたくさん学ぶことができ、もっと半導体に興味を持った。
などの感想をいただきました。

半導体が私たちの生活に必要不可欠であることや、身近な存在であることを実感していただくよい機会となりました。