お知らせ

九州大学とTOKiエンジニアリング株式会社、高圧水素ガスインフラに関するGEARとの連携を開始【2024.02.26】

教育・研究 GEAR5.0

2024年2月26日 九州大学にて澤江義則教授、田中宏昌助教と本校 機械工学科の西口廣志准教授と学生が研究室見学を通じて、高圧水素ガスインフラにおける重要な要素であるトライボロジーについて議論を交わしました。この面談には鈴鹿高専の板谷年也准教授もオンラインで参加し、学術的な視点からの知見が豊かなものとなりました。

また、西口准教授はTOKiエンジニアリング株式会社との面談にも望み、面談では高圧水素ガスインフラ向けのシールの開発に焦点が当てられました。
面談では本校のGEARユニットとの共同開発が計画され、高専で進行中の技術と専門知識を融合させ、新たなシール設計と評価に取り組むことで高圧水素ガスインフラの安定性を目指すことを検討しました。

今回の取組を踏まえ面談内では、次年度以降の高専生への教育プログラムについても議論されました。
学生たちがGEARプロジェクトに積極的に取り組むことで、実践的な経験を積み技術者としてのキャリアを築くことを目指していきます。
産学官連携の枠組みを活かした高圧水素ガスインフラの技術革新と、人材育成の両面での効果が期待されます。