令和6年8月27日(火)~8月30日(金)に九州工業大学マイクロ化総合技術センターにて実施されたセミナー「半導体デバイス製造プロセス(前工程)」に全国の幅広い分野から15名の高専教職員が参加し、半導体人材育成に関わる教職員研修が開催されました。
本校では、高専におけるCOMPASS5.0半導体教育の拠点校として、産学官と連携し半導体人材育成に取り組んでいます。
本研修では事業の一環として、半導体教育に熱意や興味のある教職員を広く募集し、今後の半導体教育に関する教職員の理解を深め、異なる分野の他高専の教職員との交流を行って事業を発展させることを目的として実施しており、今年度で3回目の開催となりました。
4日間の研修を通して、半導体デバイスの前工程製造プロセスについて、理論的内容(講義)から技術的なノウハウ(クリーンルーム実習)まで習得することができます。更に、プロセスで必要とされるユーティリティや建屋構造についても見学する機会があり、前工程製造プロセス全体を学ぶことが可能です。
参加者からは、「授業で教える内容が実際にどのように応用され実現されているのかを体験し、今後の講義に役立てることができる」「最先端の半導体開発動向にも触れつつ、基礎知識から実習を通じた実践的技能を身につけられた」「半導体デバイスの前工程を実際に体験できたことは、学生教育において非常に重要だと感じる」「他分野でも基礎から応用まで、短期間で分かりやすく習得できる内容だった」等々多くの参加者から参加して良かったとのお声をいただきました。
本研修をご提供いただきました、九州工業大学マイクロ化総合技術センターの皆様及びご参加いただきました教職員の皆様、誠にありがとうございました。