お知らせ

「外海中学校」にて半導体に関する出前授業を行いました

産学官連携・地域貢献 出前授業 教育・研究 COMPASS5.0

本校は、高専における半導体教育の拠点校として、半導体に関する新設科目を設置するなど、産学官で連携して半導体人材育成に取り組んでいます。

令和6年12月5日(木)長崎市立外海中学校の全校生徒に対し、半導体の出前授業を実施いたしました。

講師は電気電子工学科 竹市悟志講師が務め、「半導体ってなんだ?」というタイトルのもと、半導体がどのようなもので、どこで使われ、どのようにして作られているのか、実験を交えながら説明しました。生徒たちは光や熱に反応する半導体を用いて実験を行い、半導体の仕組みについて理解を深めました。その後、半導体の材料となるシリコンウエハを手に取ってみたり、シリコンと他の材料の硬さを比べてみたりと実際に手元で観察することで、半導体を肌で感じてもらいました。
講義に参加した生徒は実験器具に目を丸くさせ、講師に対して積極的に質問するなど和気あいあいとした雰囲気の中での出前授業となりました。

参加した生徒からは
・全く半導体について知らなかったけど、今回学べて面白かった。
・すごく分かりやすくて、半導体に興味をすごく持ちました。
・半導体チップができるまでものすごく時間がかかってるんだなと思いました。
・サッカーボールにも半導体が入っていたのは知らなかった!
などの感想をいただきました。

今回の出前授業を通して、半導体が私たちの生活に必要不可欠であることや、身近な存在であることを実感していただける機会となりました。今後も、子供たちの学習意欲の向上や技術者の人材育成にとって有意義な出前授業となるよう活動を続けていく予定です。

日 時令和6年12月5日(月)15時05分~16時05分
参加者外海中学校 生徒22名
場 所外海中学校(長崎市)
内 容半導体ってなんだ?~私たちの生活を支える半導体を学ぼう~
担 当電気電子工学科 講師 竹市悟志