本校は、高専機構が掲げる人材育成プログラム「COMPASS5.0」半導体分野の拠点校として半導体産業の人材育成を推進しています。
令和7年3月26日(水)本校で全国の高専教職員を対象とするミニマルファブを活用した実践的半導体教育基盤構築ワークショップを開催しました。
ワークショップでは、まず高専における半導体人材育成の現状と佐世保高専で行われている半導体人材育成の取り組みについての紹介を行いました。
その後、講師として、株式会社Hundred Semiconductors代表取締役 居村氏によるミニマルファブを用いた実習をしていただきました。実習では実際にウエハ表面に描くパターンを設計し、設計したパターンをウエハ上に描画していく過程を観察していきました。
ミニマルファブ実習終了後は、各高専の教職員と佐世保高専の教員を交えたグループワークを行い、高専における実験実習の課題と高専のリソースを活用した解決策について討議しました。グループで出た解決策を全体で共有し、各高専の取り組みの紹介や情報交換、意見交換を行いました。
今回のワークショップを通して、ミニマルファブに関する知識の定着と、よりよい半導体人材育成に向けた取り組みについての議論を交わす有意義な機会になりました。





