株式会社SANMATSUの「学生研究開発支援金制度(STARS)」において、本校 物質工学科5年 溝上雅衣日さんの研究テーマ「XPSによる二次元遷移金属ダイカルコゲナイド混晶の相分離評価手法の確立」が採択されました。
学生研究開発支援金制度(STARS)は、「ものづくりを通じて人々の未来を明るく照らす」をモットーに、未来を担う学生の研究開発を通じたチャレンジを支援する制度です。
令和8年9月9日(水)に株式会社 SANMATSUにて表彰式が行われ、後日校長への報告を行いました。
【助成対象期間】2026年8月1日~2027年2月末
【助成金額】30万円
採択に関して、溝上さんのコメントを以下に紹介します。
現在、シリコンアイランド九州の再興や次世代エレクトロニクスの発展に伴い、超低消費電力な半導体材料として「二次元材料(TMDC等)」が大きく注目されています。しかし、材料の合成時に原子レベルで不均一が生じる「相分離」という課題があり、従来の物理的な構造評価法では、極薄膜における微小な相分離を見抜くことが困難でした。
そこで本研究では、物質工学(化学)の知見を活かし、XPS(X線光電子分光法)の化学シフト解析を用いた新たな精密評価手法の確立を目指しています。
この度はご支援を賜り、心より感謝申し上げます。いただいた支援金は、解析専用ソフトの導入や検証用サンプルの調達に大切に活用させていただきます。
株式会社SANMATSU様の「つながる、つなげる、モノづくり」という精神のように、本研究の成果を通じて地域社会や産業の品質向上へ貢献できるよう、一層身を引き締めて研究に邁進してまいります。





