平成30年10月8日(月・祝日)、佐世保高専において「IchigoJamを使った中学生向けIoTプログラミング」講座を開催しました。IchigoJamとは、手のひらサイズのこどもパソコンで、プログラミングや電子工作を学ぶための教材として活用されているものです。
講師にはIchigoJam開発者の福野泰介先生(株式会社jig.jp会長、福井高専出身)をお迎えし、午前は本校学生向け講座、午後は中学生向け講座を開催しました。
午前の本校学生向け講座は、午後からの中学生向け講座の事前学習として、IchigoJamの使い方やIchigoJamで出来ることなどについて講話が行われ、IchigoJamを使ったIoTの実例を参考に、佐世保高専生が考えるIoTのアイディアの発表も行いました。
午後の中学生向け講座では、本校学生が中学生のサポート役となり、作業を手伝うとともに、今回は見学で参加された保護者の方にも一緒に体験していただき、親子でIchigoJamに触れてもらいました。参加者は説明を聞きながら、実際にIchigoJamに線を繋いでプログラムを書き、LEDが光ったり、ゲームが動いたりするととても嬉しそうでした。
「IoTをかんがえよう」では日常生活での困ったことを、IchigoJamを利用したIoTで解決できないか考え、アイディアを出し合いました。
今回の講座は、参加者の皆さんに、とても楽しんでいただけたようで、「色々と貴重な体験ができてよかったと思います」「今回の講座はとても面白かったです。ゲームが自分でプログラム出来ることが非常に驚きでした。まだ参加したいです」といった感想をいただきました。
中学生の皆さんが帰られた後には、福野先生と学生による振り返り会が行われ、IchigoJamを使った活動をより良くするための材料等について意見交換が行われました。