２０２３年９月２９日、グローカルリテラシーの授業の一環として、三菱重工業株式会社総合研究所に佐世保高専の教員と学生１７名が見学に行きました。
三菱重工業株式会社は、エネルギー脱炭素化に関する技術開発を推進しており、長崎市で「長崎カーボンニュートラルパーク」を運用しています。水素製造、バイオマス合成燃料製造、アンモニア燃焼、CO2回収の技術開発を行い、固体酸化物形電解セルによる水電解装置や、メタンの熱分解で水素を得るターコイズ水素など、次世代水素製造技術の研究開発に取り組んでおり、エネルギー脱炭素化の技術開発拠点となる企業です。
現地では概要説明後に、アンモニア燃焼、水素製造（SOEC、AEM、ターコイズ水素）、CO2回収装置、CO2運搬船などのカーボンニュートラル関係の施設設備を見学しました。
その後、佐世保高専OBにも参加いただき、学生からのプレゼンテーション、質問、意見交換を行いました。
学生たちはローカル長崎の先端技術を理解し、グローバルに展開していこうとしている現状を目の当たりにして、カーボンニュートラルの流れを加速させる意思を再確認することができました。
