本校は、高専における半導体教育の拠点校として、半導体に関する新設科目を設置するなど、産学官で連携して半導体人材育成に取り組んでいます。
令和6年11月26日(火)江上小学校6年生に対し、半導体の出前授業を実施いたしました。
講師は電気電子工学科 猪原武士准教授が務め、「半導体って何だろう?」「どんなところに半導体が使われている?」「半導体はどのようにつくられている?」について、実験を交えながら説明しました。
授業に参加した児童は今話題のAI『Chat GPT』を体験した後、身近な半導体の例を挙げてみようという講師からの問いかけに対して積極的に発言していました。
その後、光や熱に反応する実験機器を使い半導体の働きを確認すると、児童から歓声があがり、興味深く見入っている様子でした。また、シリコンウエハを実際に手に取ると表面が鏡のようになっていることに驚いていました。
参加した児童からは
・光や熱をつかうとプロペラが回る実験が面白かった。
・九州に半導体を作る世界クラスの会社があることが面白かった。
・半導体ができるまでの工程が多いこと、シリコンが砂で作られているのにおどろいた。
・半導体とプラズマのことをもっと知りたいと思った。
・わくわくして聞けて、半導体についてよくわかった。
などの感想をいただきました。
今回の出前授業を通して、半導体が私たちの生活に必要不可欠であることや、身近な存在であることを実感していただける機会になりました。
日 時 | 令和6年11月26日(火)13時45分~14時30分 |
参加者 | 小学校6年生 44名 |
場 所 | 江上小学校(佐世保市) |
内 容 | 半導体って何だろう? ~私たちの生活を支える半導体を学ぼう~ |
担 当 | 電気電子工学科 准教授 猪原武士 |



