海外へ積極的に飛び出すマインド育成を目指すグローバルカフェの令和5年度第2回目を本校ICT5で開催しました。
今回は講師として国際協力機構(JICA) 佐上 裕俊様、そしてJICAデスク長崎 国際協力推進員 小田 智子様をお招きし、国際協力機構(JICA)の取り組み~パラオ国の事例~として講話を行っていただきました。
前半は佐上様に国際協力機構(JICA)について、事例としての大洋州パラオ国での取り組み、JICA九州センターでの取り組みについてお話しいただきました。
後半は小田様に青年海外協力隊としてパラグアイに派遣され、音楽隊員として2年間活動された際の体験についてお話いただきました。
講話終了後の質疑応答では学生からも活発に質問が挙げられました。
佐上様より、島国が抱えるごみ処理問題について高専で学んでいる内容に何か解決方法の糸口はないだろうかとの問いかけがなされ、参加者からは現地での小型焼却炉の開発などのアイデアが出されました。高専で学ぶことのできる専門性の高い知識を生かして途上国発展に寄与できる人材が強く求められているということで、学生たちも今の高専での勉強が社会に出た際にどう生きてくるのか考える良い機会となりました。
今回の講演を受けて、学生が海外により興味を持ち、積極的に海外進出できるようになることを期待します。