本科カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
国立高等専門学校機構モデルコアカリキュラムに準拠し,ディプロマポリシーの各項目と対応した次に掲げる1)~5)(全学科),および6)~7)(各学科)に従った体系的なカリキュラムを構成する。各科目の到達目標・授業方法・授業計画・評価方法を Web シラバスにより公開し,学修の成果は,後に定める基準により評価する。
- 科学に関する基礎を理解し,計算あるいは説明する力を育成するために,数学・自然科学系科目を設ける。
- 論理的に思考し,意見をわかりやすく日本語および英語で表現する力を育成するために,人文科学系科目を設ける。
- 多様な文化・価値観を尊重する倫理観を持ち,他者と協働する力を育成するために,社会科学系科目を設ける。
- 幅広く自ら学び・考え,地域と世界の課題に対して積極的に取り組む力を育成するために,総合的科目を設ける。
- 情報セキュリティの必要性を認識したうえで,様々なデータを処理・分析する力を育成するために,数理情報系科目を設ける。
【令和7年度以降入学者】
機械制御工学科
- 産業技術の基礎となるメカニクスおよびプラントエンジニアリングやロボティクスに関連する知識・理論を課題解決に利用できる。
- 産業技術の基礎となるメカニクスおよびプラントエンジニアリングやロボティクスに関連する知識・技術を活用し,多面的視点から社会の課題に取り組むことができる。
電気電子工学科
- 社会基盤技術を支えるエネルギー,半導体および情報通信に関連する知識・理論を課題解決に利用できる。
- 社会基盤技術を支えるエネルギー,半導体および情報通信に関連する知識・技術を活用し,多面的視点から社会の課題に取り組むことができる。
情報知能工学科
- 豊かな社会を創出する AI・情報システムおよびデジタルエンジニアリングに関連する知識・理論を課題解決に利用できる。
- 豊かな社会を創出する AI・情報システムおよびデジタルエンジニアリングに関連する知識・技術を活用し,多面的視点から社会の課題に取り組むことができる。
化学・生物工学科
- 生活を豊かにする物質をうみだす応用化学およびバイオテクノロジーに関連する知識・理論を課題解決に利用できる。
- 生活を豊かにする物質をうみだす応用化学およびバイオテクノロジーに関連する知識・技術を活用し,多面的視点から社会の課題に取り組むことができる。
これらの科目群に係る単位修得の認定は主に定期試験によるものとするが,科目等によっては,レポート等の評価結果により認定する。授業科目の成績は,下記の【基準】により評価する。
【基準】
評価(点数) | 基準(到達レベル) |
A(80点~100点) | 充分に満足できる到達レベル |
B(70点~79点) | 標準的な到達レベル |
C(60点~69点) | 単位取得可能な最低限の到達レベル |
D(60点未満) | 単位取得不可の到達レベル |
【令和6年度入学まで】
機械工学科
- ものづくりの基盤となる機械工学に関連する知識・理論を利用し,課題解決する力を育成するために,機械系工学科目を設ける。
- ものづくりの基盤となる機械工学に関連する知識・技術を活用し,多面的視点から社会の課題に取り組む力を育成するために,機械系工学実験を設ける。
電気電子工学科
- 社会基盤技術を支える電気・電子・情報工学に関連する知識・理論を利用し,課題解決する力を育成するために,電気・電子系工学科目を設ける。
- 社会基盤技術を支える電気・電子・情報工学に関連する知識・技術を活用し,多面的視点から社会の課題に取り組む力を育成するために,電気・電子系工学実験を設ける。
電子制御工学科
- 安心・安全な情報化社会を創出するデータサイエンス,および,電子制御技術に関連する知識・理論を利用し,課題解決する力を育成するために,情報系工学科目を設ける。
- 安心・安全な情報化社会を創出するデータサイエンス,および,電子制御技術に関連する知識・技術を活用し,多面的視点から社会の課題に取り組む力を育成するために,情報系工学実験を設ける。
物質工学科
- 生活を豊かにする物質をうみだす応用化学,および,バイオテクノロジーに関連する知識・理論を利用し,課題解決する力を育成するために,化学・生物系工学科目を設ける。
- 生活を豊かにする物質をうみだす応用化学,および,バイオテクノロジーに関連する知識・技術を活用し,多面的視点から社会の課題に取り組む力を育成するために,化学・生物系工学実験を設ける。
これらの科目群に係る単位修得の認定は主に定期試験によるものとするが,科目等によっては,レポート等の評価結果により認定する。授業科目の成績は,下記の【基準】により評価する。
【基準】
評価(点数) | 基準(到達レベル) |
A(80点~100点) | 充分に満足できる到達レベル |
B(70点~79点) | 標準的な到達レベル |
C(60点~69点) | 単位取得可能な最低限の到達レベル |
D(60点未満) | 単位取得不可の到達レベル |
専攻科カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
ディプロマ・ポリシーにおいて掲げた能力を育成するために,高度科学技術の中核を担う専門職業人としての教養と専門基礎知識を有する技術者の養成を以下の内容で行う。
- 理数系の基礎・応用力,豊かな教養と人間性,国際性を育むための数学(数理科学)や一般化学などの共通基礎科目および現代物理などの専門基礎科目
- 地球的視点と技術者倫理に関する科目:日本語表現法,総合英語,応用コミュニケーションなどの語学教育により国際的に通用するコミュニケーション能力を養う科目。産業経済と技術者倫理,環境論,国際関係論などにより地球的視野で技術と社会の共生を追求しグローバルな視点をもつ技術者を育成する科目
- 課題解決能力育成科目:技術者総合ゼミ,総合創造実験,総合創造演習などにより4つの系の専門分野をコラボレートし,システム創成能力と複眼的な問題解決能力を養う複合科目。特別研究などにより,基礎・専門知識や技術を活用して自ら課題を探求し解決できる能力,自主性や協調性,等を総合的に育成するための科目
- 各工学系および産業数理技術者育成プログラムの,基礎・専門に関する知識と技術を習得する専門科目
これらの科目群に係る単位修得の認定は主に定期試験によるものとするが,科目等によっては,レポート等の評価結果により認定する。授業科目の成績は,下記の【基準】により評価する。
【基準】
評価(点数) | 基準(到達レベル) |
A(80点~100点) | 充分に満足できる到達レベル |
B(70点~79点) | 標準的な到達レベル |
C(60点~69点) | 単位取得可能な最低限の到達レベル |
D(60点未満) | 単位取得不可の到達レベル |